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教育立国フィンランド流教師の育て方

教育立国フィンランド流教師の育て方
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発売日:2008-08
ランキング:19610
おすすめ度:4.5 | レビュー数:3
おすすめ度:5考える素材として
本書では、実地の取材に基づいて、教師教育の充実ぶりと、 各学校の自由度の高さなどが紹介されています。 私が特に関心を持ったのは、結構年かさの方が教師になるために 転向を果たされている、ということや、先生方の自立ぶりです。 会社経営をしている先生が居たり、日本では考えられないほど 若くして校長になるなど、非常に個人主義が徹底している国柄 なのだな、と感じました。 また、教師の研修制度についても、現役の教師の方がそのテクニック を公開する、という形になっており、日本で教員免許更新制度と共に 行われようとしている大学に依存する形での研修制度とは、 大きく異なるような気がしました。 というか、現役教師がテクニックを公開、というような研修制度は、 今の日本でも民間ベースで行われているのではなかったかな?、と。 良かれと思って外国の制度を導入する際、権威主義が入ってくるのか、 妙にねじれた形でしか日本国内に実現されないのは、不思議なことです。 素朴なルポルタージュである分、色々考える素材になってよかったです。
おすすめ度:4優秀な教師が育つフィンランド流学校教育のルポ
著者はPISAで世界一の学力を維持したフィンランドという国について、世界最大のシェアを誇る携帯電話会社のある国、ウィンドウズと拮抗するOSソフトを生んだIT先進国、サウナやキシリトール、ムーミンを生んだ国、人口が北海道と同じくらいの国、学校の夏休みの長さ、ソ連崩壊当時は失業率が20%に達した国、大学はすべて国立・・・といった冒頭のインフォメーションで親近感を高めてくれた。 そして肝心の「教師の育て方」だが、特色の一つとして、日本とは比べものにならないくらい長時間の「教育実習」が紹介されている。 本書は、タイトルだけにひかれて「教員養成プログラム」の参考にしようとすると、期待はずれに終わるだろう。 実質的には、著者によるフィンランドの各種学校のルポである。 タイトルとしては、「優秀な教師が育つフィンランド流学校教育」の方が適切だったかも?
おすすめ度:5学力世界一の秘密は、当たり前のことを続けることだった
学力世界一で一躍注目されたフィンランド。その秘密は何か。著者は何度も現地に足を運び、学校現場や教員養成の過程を取材した結果、当たり前の教育を愚直に実践していただけであることに気づく。著者自身、日本で教師をしているだけに、日本の教育の現状と対比しつつ見る視点は、地に足がついている。 日本の教育改革を考える上で必読の本だと思う。
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