
反動ってなに
今読むと、普通にソ連のスパイだろ!という突っ込みができる本です。
一応ルポなので、ところどころ民衆が革命というものを全然わかっていなかった
ことがわかる発言もでてきます。
革命の危険性を説く男に対し機械のように「世界にはブルジョワジーとプロレタリアートしかいないんだ」と
何度も何度も繰り返す労働者・・・。
彼はその後生きながらえることができたのだろうか??

ロシア革命を追体験できる本
著者はロシア革命の進行状況をリアルタイムで見ていた。それを追体験できる本である。当時の労働者達は希望に燃えていた。革命の主体は彼らで、それ以外の階級はこの革命に懐疑的だったことがわかる。高い理想に燃えた人たちがつくった国が、その後、独裁と恐怖政治への道を辿り、やがて崩壊してしまった歴史を知る今となっては、この物語は悲劇の序章ととらえる事も出来るかも知れない。しかし、この革命の波及を恐れた資本主義諸国が社会福祉制度を充実させた事も事実である。我々は彼らの恩恵を受けているのだ。彼らに感謝したい。