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ジャーナリズムの思想 (岩波新書)

ジャーナリズムの思想 (岩波新書)
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発売日:1997-04
ランキング:40965
おすすめ度:4.5 | レビュー数:2
おすすめ度:5ベストな入門書
著者は元共同通信社の記者、編集局長。 暦年勤め上げた経験の上に書かれているから、説得力がある。 内容、文章も簡潔にまとめられていて、入門書に最適。 理想主義だと言われるかもしれないが、ジャーナリストなんて理想抱えてなんぼのものである。 しかしマスコミで働く中で、多くの若者の理想や信念が崩れていってしまうのも事実だ。 日本では特にそうかもしれない。そこに、著者のジレンマも垣間見える。 印象に残った一文がある。 「ジャーナリストにとって、国籍はフィクションである」。 民族紛争・ナショナリズム・宗教問題の加熱に向かって、世界の歯車が回転している現代では、なお身に染みる言葉だ。
おすすめ度:4ジャーナリズム
第七章「ジャーナリズムと人権思想」を読みたくて購入。 薄い本なので概説的ではあるが、報道の持つ問題点を多方面にわたり指摘している。 ジャーナリストの立場からみた人権と報道の問題に対する意見は、参考になった。 しかし、筆者の意見にはあまり賛成できない。 筆者の見解は、まるでジャーナリストを『時代記録ロボット』と捕らえているかのようにみえる。 甘いと言われるかもしれないが、人は、職業的プロである前に、一人の人間ではないのだろうか。 本書にも登場する『ハゲワシと少女』の作者を評価する気にはとてもなれない。
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