
面白くないです
けっこう点数が高いようですが、実は面白くないです。下ネタで笑わせようとする意欲だけは分かりますが、全然面白くないです。米原万里の面白くないのを集めたような感じです。

イタリア語通訳者の笑えるエッセイ
米原万里さんが「不実な淑女貞淑な醜女」を出して以降、一般的にも通訳者や翻訳家さんのエッセイが人気を博しているが、本書はその米原さんが第二のシモネッタと命名したイタリア語通訳者の田丸公美子さんの処女作品です。
内容は、全編、通訳者・翻訳家としての色々な経験や通訳稼業の中で体験した面白話のエッセイで、ツボにはまれば結構笑える作品です。シモネッタの異名通りに下ネタも結構多いのですが、本人によれば、それはイタリア語の翻訳者としては仕方がないことだそう。通訳者は、どうしてもその通訳言語相手の国の文化に同化していってしまい、フランス語担当であれば気障っぽく自意識過剰になり、英語担当者は優等生っぽくなり、ドイツ語担当者はやけに論理的な議論好きとなり、ロシア語担当者はとにかくこの世の不幸を一心に背負ったような風貌・立ち居振る舞いになるそうです^^
本当なのか?と思うようながら、たくさんの通訳が集まるイベントで、第一印象でこの人は何語担当かあてるクイズをやると八割型の正解率でわかってしまうとか。そこまで外観でわかるくらいになるなら、もうそれは仕方がないし、その相手国がイタリアとなると笑えるエピソードが続出するのもむべなるかな。
イタリアの国民性ネタや女の子を追っかけるしか頭にないイタリア男の話がオンパレードです。個人的にはけっこう面白いと思う一冊でしたよ。

かるくておもしろいよ
米原万里さんの本に時々出てくる田丸さんて、どんなひとなんだろ?
と思っていました。この本を読んで
「そんなにシモネタじゃないな。明るくて、機転が利いて、努力家なんだな。」
と、感心しました。
気楽に読めて、楽しいエッセイですよ。
イタリアの有名人の話も出てきて、ファッションに興味がないので知らないけど面白かったです。

読みながら一人でくすくす笑う自分がいた・その反面凍りつく私もいた
とても面白い。
何がって、通訳というお堅い職業に就いているのに、
著者のとっている行動が面白い。
「思わず下のアイラインを落す。」とか
その場面を想像して一人で笑ってしまった。
でもこの業界にちょっと頭を突っ込んでいる
私は、心の底から笑っているにもかかわらず、
背筋が寒くなった。
終わった後、ゾーと。
彼女の努力と経験には脱帽。
アップテンポであり、同時通訳の
俊敏の技が文章からも垣間見れる、
痛快コメディーありの読み応えある本。

尊敬します!!
通訳奮闘記というサブ・タイトルにつられて、フランス語専攻なのについ買ってしまいました。とにかく、すっごく面白いです。彼女の天性の機知、経験によるピンチを切り抜る技にはただただ脱帽します。読んでいるだけで凍り付いてしまうような修羅場も、ものすごい柔軟さとヴァイタリティでしのいでいる。それを飄々とシャレにしてしまっている精神力もすごい。難しい言葉も結構でてくるし、他の人が書いたらただの自慢話になってしまうようなエピソードも、彼女の抜群のユーモアと全く押し付けがましくない言葉の選び方で、本当に面白く勇気を与えてくれるものになっています。一流っていうのはこういう人のことを言うんだろうな。興味があった同時通訳の裏話も、面白いですね。イタリア語専攻じゃなくても、他国語を学ぶ人たち、仕事にする人たちは絶対楽しく読めると思います。