
同意
仰せの通りだと思います。
但し、物の見方は一つではないのも事実です。
例えば、毒餃子事件。
国家、または企業にしてみれば後々、中国で販売すれば莫大な利益を計上できるので
後々、引きずるような形で遺恨を残したくはない終わり方を求める筈です。
自動車も中国企業が自国のモータショーで、他国籍企業のコピー自動車を出展し続けています。
中国で製造された日本製スクーターのコピー・スクーターは堂々、アジアで販売されています。
日本も日本企業も後々の利益を考えて最小限の文句を言うよりも、堂々主張するべきです。
もう一つの見方は、著者の言うように中国の言いなりにならない事です。
日本は中国に対して莫大な支援をしています。
例えば、中国で日本が支援した空港です。
当初は日本の支援で建設されたとは中国も人民には広く告知しては
いませんでした。
それに対して、日本が強く反発すると空港内に小さく日本の支援の事が刻まれただけです。
日本も過去に遡って莫大なODAをしているのですから、中国政府に対して
日本の莫大なODAを人民に広く告知するように求めるべきです。
ですが、今の日本の政治家を見ていると、無理な事では?と思います。
元ライブドア社長の堀江氏や、村上ファンド創立者の村上氏の様な人間が今の日本国家の利益を
追い求められる思考の持ち主では?と思わせてくれました。

鵜呑みにする必要も、声を荒げ批判する必要もない
政治を扱った本であるから、必ず賛否出るであろう。
ただ、本書、著者である櫻井よしこが評価されるのは、理路整然であり、読み物として良い平易さを持つことであろう。
安易に危機感を煽るわけでもなく、一方的な視点による賛美、批判などが見られない。
政治や社会問題、なにより日本という国の在り方に興味を持つきっかけとしては良書といえる。

共感する部分がある。しかし・・・
著者は日本のためにしっかりとした方向を指そうと努力していることは万人が認めるところであり、その情報・努力には共感する。
しかしながら、国民の方向性が伴わないという事実がある。しかし著者はそれを物ともせず、これからも突き進むであろう。頑張ってほしい。

「国益」という言葉を噛みしめて
新聞や週刊誌に掲載されたコラムをまとめたもので4章からなり、全部で70のコラムが載っている。また、ひとつのコラムが3〜10ページ前後のまとまりのよさなので、飽きる事なく読み進められる。2007年6月から2008年6月までの掲載分なので、時代としては安倍政権から福田政権への政権交替を経験した1年間。更なる政権交替を目前に控えた今、「ちょっと前の政治・外交・経済」をきちんとおさらいする、という意味でも充実した内容だと思う。
国内問題としては、介護・薬害肝炎問題・靖国参拝・政党問題・官僚体質などなどへ鋭い一刀が突き刺さる。海外に目を向ければ、見事なまでの日本の外交オンチと相まって中国・台湾・韓国・北朝鮮・アメリカに対しての課題難題は積み上がるばかりのように見える。
読んでいると心が重くなる気がする。しかしそれは知ったがゆえの重さだと思えば、自分が今までいかに何も知らず呑気であったかを確認できたという意味で有意義だ。日本人は、お互いにじっくり話をすればわかりあえるし理解し合える、などと心優しい事を今でも無意識に思っている。それはそのまま日本国民の民度の高さや高潔さなのだが、国際政治では全く通用しない。国益を守り損なわず維持するために、主張し戦い時には奪い合う。えげつないほどの現実が世界標準で渦巻いている。
他国の国益を侵略する必要はない。しかしこのままでは日本の国益はどんどん損なわれてしまう。そんな危機感さえ持つ一冊だ。

日本人が持つ最低の理論かもしれません
ジャーナリストの櫻井さんが、週刊新潮、ダイヤモンドなどに書かれた物を
纏めた本です。
民主党の小沢代表は総理大臣になれるか、民主党の考えと小沢代表の
考え方は同じかなど、本来投票をしている、私たちが持つべき知識、論理を
分かりやすく纏めて有る本です。
道路問題、チベット問題、ガソリン問題など身近な問題から、国際情勢まで
日本人が考え無ければならないことが纏められています。
一年に一度は、こういった本を読んだ方がいいかもしれません。