
具体例が少ない
成果そのものではなく、成果をあげるための「行動」に着目し、その行動を繰り返させる仕組みを作ることで成果をあげようというマネジメント手法を紹介している。
参考になる点も多いが、著者が「あらゆる業種。業界にも対応できる」「全ての仕事、全ての社員に対して等しく効果を発揮する」「新製品開発、品質改善、マーケティング戦略、売り上げ強化など、仕事内容も問わない」といっているにもかかわらず、具体例として挙げられているのは、営業マン、レストランのウェイター等、特定の業務に限られている。それ以外の業務への応用については何も語っていない。
たとえば、営業マンに、毎日3件の新規顧客に会いに行くように伝えることはできても、新製品開発の担当者に毎月3件のすばらしいアイデアを出すように伝えることはできないのでは?あらゆる業種、業界に対応できると言うなら、さまざまな、かつもっと多くの具体例を挙げてほしかった。

「再現性」の高いマネジメント本
前著「すごい実行力」のより詳しい行動科学マネジメント本です。
科学とは「再現性がある」こととあります。
つまり、条件が同じなら、誰がやっても同じ結果がでるということ。
行動科学マネジメントは、行動を促す方法ですが、
その再現性が高いと紹介されています。
ここにとても興味をもちました。
他の成功本や、事例本は、はっきり言えば
その著者(またはその周辺)だけの成功であり、
これを多くの読者は出来ないだと感じてきました。
そんな私にはとても納得できる説明だったのです。
また、紹介されている方法や事例も
具体的で、わかりやすく、取りかかりやすい。
部下をマネジメントしなければならない人はもちろん、
自分をコントロールしたいと思っている人、
子育てに悩んでいる人などに特にオススメできる必見の本です。

「行動」を心理学という切り口で、科学した本
本書タイトルにあるように『短期間』で組織が変わるか?と聞かれたら
即答はしかねるが、同書内容を実践してみても良いなあ、という感想を持った。
序章で「日本の経営システムを変える」と、著者・石田淳氏が自社マネージメントの失敗から学び
海外で経験から導きだされた「行動科学マネージメント」概略が述べられる。
著者のミッション・ステートメントと受け取れる真摯な言葉で綴られており、好感の持てる文章だった。
続いて、第1章「行動分析とは何か」では、理論ベースとなる展開。ただし、本書から実践による
「実利」を得たい読者は、この章は飛ばし読みで良いはず。
第2章「すべてのビジネスは行動の集積」とあり、第1章を補完。
いよいよ第3章で「行動を決める『リインフォース』」では、行動が長続きするための大事な大事な
要因を説明する。
ちなみに「リインフォース」とは、「強化」という日本語を充てており、行動が長続きするための大事な考え方・方法論をさしている。
この章は、理論を学びたい読者が必読であり、実践を目指す読み手もおさえたい
重要なチャプターとなる。繰り返し読むにあたりする箇所だな!との感想です。
第4章「人が動く理由」、第5章「人が動く条件」など、より実践的かつ具体的な導入例が
展開されるので、行動理論で実利が出るように活用したい読者にとって、夢中でページをめくれる
箇所になるはず。
部下を持ったマネージャーなど要職にある方は、投資価値のある良書だと思いました。

本当に変わるのか??
行動科学マネジメントというキーワードに興味を持ち、本書を手にしてみた。
実際に中にかかれているのは、心理学の内容であり非常に読んでいて勉強になった。
また具体的なチェックリストやワークシートがあるので、実践的な内容である。
後は、この本で習得した理論を実行にうつせるかどうかであるが、かなり内容が濃いので根気が必要だ。

結果を引き起こす行動を科学する!
結果が生み出される行動が何かを分析する行動分析学に基づいた手法が書かれた
内容である。
基本的にビジネスで活用することを目的とされているため、書かれている例も
非常にわかりやすく、具体的で活用するイメージがつけやすい。
ビジネスシーンだけでなく、子供の教育などにも活用できる手法であるので、
ぜひ一読をオススメする。