
とにかく、読ませてくれた面白い一冊。
読了したが、再読している。
著者の「松本晃一さん」がamazon内部に居たという
そこからの、一人称の「視点」が一種の「ありのまま」となって書かれている。
内側からのドキュメントというが、ホントにこの本は面白い。
また、この著者はストーリーテラーとしてもかなりの力量と感じさせられた。
読んでいて無理がなく、題材も豊富で面白いし(amazonの秘密〜)一気に読ませてくれた。
(近頃、一気に読ませてくれる本というのは、少ない)
何だか、賛辞めいた書評になったが、自分がamazonに少なからず
興味を持っていたためもある。
サブタイトルの「いかに日本で成功したか?」の部分については
もっと、何かがあるはずであり、その辺りをもう少し突っ込んで書いて欲しかったという
気持ちもある。
ごめんください漫画五七五

アマゾンの秘密?
残念ながら、
秘密というほどのことは書かれていませんでした。
タイトルは『アマゾンの秘密』ですが、
内容は『アマゾンができるまで』といった感じです。
まぁ、amazonファンとしては、
読んで良かったと思える内容でした。
コンピュータ初心者には少しわかりづらい部分あったので、
もう少し読む側のことを考えてもらいたかったですね。
というわけで評価は星3つということで。

批評空間社のエピソード
『ソニー本社六階』もそうだったが、これは単なる暴露本ではない。改革をしようとした個人が組織で空回りする悲劇を扱っているのだ。ソニーの場合は会計の改革、本書の場合は出版社とのデータ在庫管理の提携という改革だ。
イニシャルになっているが著者が批評空間社の内藤氏と意気投合し新しいシステムを作ろうとするエピソードが素晴らしい。小さな出版社の生き残りは今現在も課題だし、内藤氏は他ジャンルとの提携という別の優れたヴィジョンももっていただけに計画が暗礁に乗り上げたのは残念だった。
計画は頓挫し、内藤氏も他界した今となっては、貴重な証言だと思う。

秘密??
この本では私が思っている秘密とは違っていた。
「アマゾンの考え方」や「アマゾンで学んだこと」などが
書かれている。
アマゾンのシステム等を深く書いてほしかった。
しかし、アマゾンを知るという点では満足している。
アマゾンについての入門書といった感じでしょうか。

文章が無駄だらけ
意味の無い繰り返しを消していくと1/3以下のサイズになる。
一本のストーリーを考えているのではなく、時系列順に物事を並べようとしているのが大問題だ。結果として説明になっていない。
新しい機能を追加する場合、ぎりぎりまで秘密主義で行く。
これによって期待感のバブルを防ぎ、失敗した場合の失望からくる
人気の墜落を防止している
という点ぐらいしか、目新しい情報は無かった。とても「秘密」と呼べるものではないし、副題である「いかに日本で成功したか」についてはほとんど言及していない。