
ケースというよりも「つまらない」インタビュー
大小のベンチャー事業について当事者と共に当時を振り返るという形式だが、多くの方がケーススタディを行う際には求めるであろう戦略的、フレームワーク的な視点が皆無なので注意していただきたい。
当事者の「あの時は大変だった」レベルの話が、分析を加えられることもなく、そのまま本になっていると考えていただければ近いのではないか。そして、さらに悪いことに読み物としてもつまらない。

過去の成功体験本です
V字回復企業やマンネリ打破成功企業の事例が当事者コメントと共に記載されている。しかし、既に過去の話であり変化が激しい現在では通用しそうに無い。
日経ビジ○スや東洋○済を毎号食い入るようにみたり、ビジネス関連ニュースにおける経営者のコメントを毎日頭に刻み込む方が良い。

リアルに書かれているけど
実際に発生した課題をどのように対処したか等が丁寧に書かれているが、なぜそのような対処をしたのかという部分が物足りなかった。
ただ実例なだけにリアリティがあった。

新規事業のたちあげに必要な知識などが身につきます
新規事業における、問題・課題のまとめと、その問題にいかに取り組んだか?の事例です。事例はケースの解説、社長へのインタビュー、ケースの解説(新規事業を立ち上げる際に必要となる知識、注意点、事例での問題への対応策、評価など)をまとめたものです。ビジネスモデルの問題、組織のマネジメントの問題、資金調達の問題などが取り上げられています。ベンチャー企業、大企業の新事業、既存企業のビジネスモデルの変更、などが対象となっています。
ケースも解説も読みやすいものでした。ケースは、わかりやすく(臨場感があるように!?)、何をどのように行ったか、を中心に書かれていて興味深いものでした。また、解説は、体系的なもので、理解しやすいものでした。
値段と比較し、内容が濃かった印象です。

企業の宣伝?
ケースの紹介はおもしろいですが、
経営者のインタビューは普通の雑誌のインタビュー記事と同じですし、
この本を書かれた企業の宣伝のようになっているのが気になりました。