
突っ込みどころはあります。
「二重床は防音上、直床よりベター」「外階段をコンクリートでなく鉄骨でつくるのはNG」
等々、ちょっと首をかしげたくなる記述があります。上下階の音の問題は、スラブ厚とフロ
ーリングの性能で決まるわけで。著者が壁の項で書いている通り、二重床は「太鼓現象」の
心配もあるのは常識ですし。
あと、乾式間仕切りの否定ふくめ、著者はタワーマンションが大嫌いなご様子。著者の好み
で多少バイアスがかかっていることは承知の上で読む分には役に立つ内容も多いと思います。
排水堅管は鋳鉄で!とか。

とっても勉強になりました。
近県のあるマンションの眺望に一目ボレして、流行る気持ちを抑える為にも『勉強しよう!』と購入した初めてのマンション本の1冊。
初学者だったからか、すべての項目が大変為になりました!
著者が「個人的には20mを超える杭を打ってあるマンションには不安を感じる」と書いておられて、それ故上記マンションの購入はとりあえず断念致しました。

マンション購入時には是非。
歯に衣着せぬ物言いでとてもわかりやすい。
素人ではよくわからない構造も、どこをチェックすればよいか
具体的に書かれているので、マンション購入の際に役立つこと間違いなし。
ただ、著者の言う全ての一流要素を備えたマンションなんて本当にあるのかどうか。
どこなら妥協してもよいのか、そこまで書いてくれたらありがたいんだけどなぁ。

経験談が活きている
マンションを設計したことのある一級建築士ならではの視点が参考になりました。ただ、一部ですが、それは好みの問題では・・・?と思うダメなマンションのポイントもありました。でも、著者がデザインも含めてかつて、こだわって設計していたことはよく伝わる本でした。

マンションを買うときはこれでチェックしよう
よくありがちなタイトルであり、余り期待せず読んだが、中身は結構しっかりしており参考になった。
著者はマンション設計30年のプロとのことで、最近はマンションの二極化が進んでおり、ごく一部の一流マンションとその他多くの三流マンションが流通しており、その間の二流マンションが姿を消しているという。
そうなるとマンション購入者は数少ない一流マンションを探す必要があるのだが、素人にはなかなか判別が難しい。しかしながら本書では素人でも確認が可能なチェックポイントを55も紹介してくれている。
全てのマンションに当てはまるポイントと一部のマンションにしか適用できないものなど色々混じっているが、マンションで最も重要と思われる構造から始まり、内装・外装など実に様々な視点からチェックすることができるので、マンション購入を検討している人は手付金を払う前に本書に基づいてチェックすると後から後悔することは少なくなるのではないかと思う。